【合格体験記】G検定の勉強法と本番の戦略
先日、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)主催のG検定に合格しました。
G検定とは - 一般社団法人日本ディープラーニング協会【公式】
下記が受験後12日後に受信した結果通知メールです。
詳細な点数データや順位などは開示されないのですね。ちょっとがっかり。
合格率は約63.7%ですね。ぶっちゃけ難易度は低い資格です。
この記事では、自身の考える最短の合格ルートについて防備メモを残します。
あくまで合格できれば良い、かつ日常においても詳細な法律問題はその都度調べれば良いとの考えなので、特に仕事で法規を扱う上で勉強している方などには非推奨です。
まず、試験概要を改めて確認します。
試験時間は120分。問題は220問程度なので、完答には1問あたり約54秒で解く必要があります。
分野はシラバスに沿って満遍なく出題されますが、機械学習と深層学習が最頻出であり、残りは時事的な法律関連の問題、人工知能の歴史についてが次点です。
使用テキストと問題集は下記の2点を使用しました。
深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト) 公式テキスト
最短突破 ディープラーニングG検定(ジェネラリスト) 問題集
結論、この2冊だけで合格できます。
公式テキストはこれだけでは受からないじゃないかという恨み節に近いレビューが多く、評価も☆4以下です。しかし、だからといって代替書籍はありません、購入必須です。内容も平易でレイアウトも大変見やすく、読み物として単純に面白いので入手しましょう。知識定着させるためのアウトプットは、AVILENさんの問題集で補います。こちらも非常に分かりやすく、難易度が高い問題まで幅広く収録されているので十分対策効果がありました。上記書籍を何周かすれば、試験時間を30分以上余らせることができます。この余った時間でGoogleや手元の情報を参照して、自信のない問題を一気に片づけることもできます。大本営も制限時間内でパパっと正解に必要な情報を取り出せるかを確認する試験と位置付けているので、検索について黙認している状況です。
どの問題集でも時事的な法律関係の問題はカバーしきれません。
そこで、定石・定形問題を素早く解いて時間を稼ぎ、残り時間で自信のない問題や時事法律問題を一気に片づける。これが対策を終えた自身の考える最終的な戦略案です。